はたの鍼灸院のブログ

鍼灸師が身体の事について書きます

腰痛

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腰痛の原因ってご存知ですか?

病院では骨折や悪性腫瘍、早期の外傷などのはっきり原因がわかるのは2割程度で腰痛の8割は原因不明のものだそうです。

たしかに腰にヘルニアがあっても痛みが出ない方もいますから原因は人によって様々です。

 

骨折や腫瘍、捻挫や打撲などの急性の腰痛ではなく、慢性的に痛みが出てるものに関しては筋肉が原因となっている事が多いです。

筋肉が原因となって痛みが出るものに関しては、筋肉に栄養や酸素がうまく送られず血流が悪くなって起こっています。

こういった方は身体が冷えていて代謝が悪くなっている方が多いです。

あとは食事が偏っていて栄養が摂れていない、呼吸が浅く酸素がうまくとりこまれていない状態が長く続くと筋肉が硬くなってしまいます。

そこに同じ姿勢での作業や悪い姿勢が続く事でも筋肉の血流が悪くなり更に筋肉が硬くなっていきます。

 

なので腰痛の方はストレッチや適度な運動で筋肉を伸び縮みさせる事とバランスのとれた食事や深い呼吸を意識するのがいいです。

適度な運動と言われても難しいと思うので、運動習慣がない方は30分程度のお散歩から始めて頂ければと思います。

 

あとは食事を沢山食べていてもきちんと消化されなければ吸収もうまくいきません、良く噛んで食事する事もとても大切です。

ちなみに口は呼吸する器官ではありません、咀嚼する事で食物の栄養を吸収しやすい状態にする為の消化器官です。

胃は消化する器官なのですが、あまり噛まずに胃に食物が入ると胃で大半を消化しなければならなくなります。

そういった事が続くと胃の働きが悪くなり、そうなると胃での消化もうまくいかないのに腸に食物が送られてしまうので栄養はうまく吸収されずに胃腸に負担をかけてしまいます。

なのでバランスよく食事をしているのに体が疲れやすい方や肌荒れしやすい方は胃腸に負担がかかり過ぎているせいで胃や腸での消化吸収がうまく行われず、栄養が吸収されない為に栄養が不足している可能性があります。

食事の後眠くなる人は胃腸が弱くなってる証です。

 

という事で腰痛がある方はまずバランスの良い食事を摂る、そしてよく噛む、とにかくよく噛む、ひと口食べる毎に箸を置いてひたすら噛む。

 

痛みの原因のほとんどは日常生活の中にあります、なので見直せそうな部分からやっていただければと思います。

運動をしても腰痛が良くならない方は栄養をしっかり摂取する為に良く噛んで食べる、食事には気をつけているけど身体の調子が悪かったり腰痛がある方はストレッチやお散歩などから運動を始めて身体の血流を良くしましょう!

 

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