東洋医学
なんとなく体調が良くない、手足の冷えや身体のだるさ。
疲れが取れない、便秘や下痢になりやすく胃腸の調子が悪い。
夜よく眠れず寝起きも悪い。
頭痛やめまいがあり、イライラしやすいなどなど
不定愁訴と呼ばれるこれらの症状は東洋医学では病気の前兆と捉え、「未病」と呼ばれています。
この未病の段階で身体を良い状態に戻す事を東洋医学では重視しています、未病を防げば病を事前に防ぐ事ができると考えられているからです。
酷くなる前に治療しましょうと言う事です、その未病を防ぐ事を「未病治」と言います。
「未病(みびょう)治(ち)」は「未(いま)だ病(や)まざるを治(ち)す」とも読みます。
「病気になってしまう前に養生をして、健康状態を維持する」という考え方です。
この考え方が東洋医学の基本になっています。
本当にこれは大事なことで、例えば冬の時期にインフルエンザ予防の為に注射をする方が多いと思いますが、それと似たようなものです。
未病治と言うとわかりづらいかも知れませんが現代風に予防接種や予防医学と言えば想像できると思います。
インフルエンザの注射や花粉症を抑える舌下療法などの予防をしている方は多いですが、ギックリ腰や寝違え・急な体調不良に対してはあまり予防している方はいない印象を受けます。
身体が普段より怠かったり動かしづらい・最近なかなか寝付けない眠りが浅くて疲れが抜けない様な身体の状態だと、少し身体へ負荷がかかっただけでギックリ腰になったり身体を痛めてしまう事があります。
飲み過ぎ食べ過ぎで内臓に疲労が溜まって身体が怠くなったり、日頃からの過労や生活習慣の乱れで内臓の機能が低下していると急な体の動きに筋肉がついていけず腰や肩・首に負担がかかってしまいます。
なので少し身体が怠いな・動かしづらいな・疲れが取れないなと感じている方は鍼灸治療やマッサージなどで身体のケア行ったり、食生活や運動習慣を見直すなどのセルフケアで体の状態を整えましょう。
酷くなる前に行動しましょう!