はたの鍼灸院のブログ

鍼灸師が身体の事について書きます

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朝晩はまだ冷えますが昼間はだいぶ暑くなってきましたね、皆さんは汗かいてますか?

 

汗は基本的には体が熱い時に出ます

 

体はある一定の熱を持っているので体からは常に目に見えない熱気が出ています

 

体の熱が気体の状態で発散するのでは間に合わない程に熱気が強くなると形を変えて気体ではなく液状になり汗として出てきます

 

熱気が更に強くなると体は汗の形で熱を発散するのでは間に合わなくなったり汗が体から出なくなってしまうと熱を個体状にして体から出すようになります、それが湿疹です

 

湿疹が赤いのは熱を持っている証拠です、汗として熱が放出されないので湿疹として熱を出そうとします

 

湿疹が出やすい方は体に熱がこもってしまっている状態です、特に体の芯が冷えて体表に熱が集まっている方が多いです。

 

汗は体熱を一定の状態に保つ為のもので運動中や日中にかく汗は理にかなっています。

 

汗はサラサラしたものからベタベタしたものと様々ですが、サラサラした汗は熱を体から放出している汗なので良いのですが肌にまとわりつくようなベタつく汗は体が疲れている時や精神的な緊張がある時に出るのでストレスがかかっている証拠です。

 

 

 

女性などに多いのですが汗をかかない人もいます。

 

汗をかかないということは熱を作り出す力はあっても発散する力が弱いか、熱そのものを作り出す力が弱いかのどちらかです。

 

熱を発散する力の弱い方は熱が体にこもるため、のぼせて皮膚は赤くなりやすかったり荒れやすく湿疹も出やすいです

 

熱を作り出す力が弱い方は体が冷えているので女性であれば妊娠しにくい体で疲れやすかったりもします。

 

逆に運動などをしていなくても汗をダラダラかいてしまう方もいます、体内の水分を体表に留めておく力が弱くなっている為に起こります。

こういう方は疲れが溜まっていて体力が落ちていたり、体のエネルギーが少ないと起こります。

なのでしっかりと休み、体の気を養う必要があります。

 

汗がかけない方は鍼灸治療などを受けて体の疲労や冷えをとったり、ぬる目のお湯で半身浴をすると体は温まり汗が出るようになります。

 

これからの時期に汗をかかないのは問題です、軽い運動や湯船に浸かって汗を出すようにしましょう!

 

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