はたの鍼灸院のブログ

鍼灸師が身体の事について書きます

逆立ち

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普段の生活を送っていると足が下に来る姿勢なので、重力によって足に老廃物や血液が溜まるので夕方になると足がむくみやすくなります

 

心臓が身体の高い位置にあるので足の血流は悪くなりやすいです、特に運動をしていない人や女性などの足の筋力が弱い人は足の冷えやむくみが出やすくなります。

 

なのでたまには下半身の血液をきちんと心臓に戻す必要があります。

そこで逆立ちがオススメです。

逆立ちをする事で下半身の血液を心臓に戻すことができ、下半身の血流を良くすることができます。

 

逆立ちで下半身の血液が心臓に戻ると、滞っていた血液や老廃物がスムーズに流れてむくみや冷えの改善にも繋がります。

足の血流が良くなると全身の血流も良くなるので身体のコリが良くなり、体が軽くなります。

 

逆立ちは体幹レーニングとしてもとても有効です。

体が逆さまになるので全体重を腕の力で支えるので腕トレーニンになり、腕だけで無く腕を支える背中や肩、バランスを保つ為に腹圧も高める必要があるのでお腹のインナーマッスルも鍛えることになります。

 

逆立ちの際にお尻を締めることでも体感に芯が通るので、腹圧を高めお尻を締める事で腕〜肩〜背中〜お腹〜お尻と全身を連動させる事ができます。

 

逆立ちが上手にできると体幹レーニングとしても有効です。

 

猫背や内巻き肩などで普段の姿勢が悪いと内臓が下に下がってしまい、小腸や大腸が圧迫されて便秘や足の冷えの原因にもなります

 

逆立ちをする事で内臓の下垂が取れて小腸や大腸が解放され、腸の動きが良くなり腸内に溜まった老廃物や便も動きやすくなるので便秘解消にもなります。

 

便秘は健康に悪いだけで無くダイエットや美肌にも大きく関わり、老廃物が溜まると代謝が下がり脂肪が燃焼しづらく血流も悪くなるのでニキビや肌トラブルを引き起こします。

 

たまに身体を逆さまにして血流を心臓に戻し、内臓の下垂を取ってあげる事はとても重要です。

 

逆立ちをする際のポイントは胸を開いてお尻を締める事で芯が通り逆立ちの際の姿勢が良くなります。

 

なので逆立ちには足の血流を心臓に戻す・腕や肩のトレーニングだけで無く体幹レーニングとしても有効・内臓の下垂が取れて姿勢改善に繋がるなどの効果があります。

 

最初は1日1回30秒程度の壁倒立や三点倒立など補助付きから始めましょう。

後は広いスペースで行い、食後の逆立ちは避けるようにしてください。

 

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逆立ちができない方は首や肩・腕で身体を支える肩立ちから始めましょう。

 

逆立ちはとても良いトレーニングなので姿勢が悪い方はやる様にしましょう!

 

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