節々に出る痛みとお腹の硬さ
特に思い当たることが無いのに急に痛みが出ることありますよね、上の図は関節に急性症状が現れた際にどこの臓器と関係があるかを示しています。
脇や肩に急な痛みが生じた場合は肝、肘に生じた場合は肺と心、股関節は脾(消化器系)、膝に痛みが出ると腎と痛みが出る場所によって関係している臓器が違ってきます。
例であげると脇や肩に痛みが出た場合は肝臓と関係があるので肝臓と繋がりのある場所の治療を行います。
足つぼや手の反射点で紹介した肝臓の反射点を刺激するのもいいと思います、場所の確認は足つぼ・手つぼのブログを読んで下さい。
関節に出る急な痛み以外にも臓器の反応が現れやすいのがお腹です。
この図でお腹の部分に注目して下さい。
みぞおちの部分には心、おへそ周辺は脾、臍の右側は肺、臍の左側は肝、臍の下は腎の反応を調べることができます。
これらのお腹の部位を押した際に痛みや違和感があったり、拍動を感じる場所の臓器が弱くなっていたり疲れていると言うことになります。
お腹を押した際に痛みや違和感が生じるのは内臓自体が硬くなっているか、もしくは内臓周囲の筋肉や組織が硬くなっていても起こります。
あとお腹が硬い方は体全体が緊張していて少し触っただけでくすぐったく感じたりもするので、くすぐったく感じやすい方は身体が疲れていたり自律神経が乱れている場合があります。
なので疲れやすい方はお腹を緩めましょう、特にみぞおち〜臍〜恥骨の身体の中心ラインを緩めて下さい。
ここには神経や血管が多く通っているのでお腹の中心ラインが緩むと全身に血液が行き渡ります。
ただ強く押すと気分が悪くなったりするので痛みが出ない程度に息を吐く時に軽くお腹を押していきましょう。
自分の経験から見ると普段から色々と我慢をしてストレスを溜めている方はお腹がガチガチで呼吸がとても浅い方が多いです。
息が吐けずお腹がガチガチの状態が続くと関節に急な痛みが出やすいので、頑張り過ぎず息を吐きながら過ごしましょう!