横隔膜
焼肉でハラミよく食べると思いますが、ハラミが横隔膜って知ってましたか？
横隔膜は呼吸する時に上下に動き、肺を動かしている筋肉です。
呼吸で使われる筋肉の内の7割を横隔膜が担っていると言われています。
ただ姿勢が悪く猫背気味になっていたり、長時間同じ姿勢でパソコン作業をしていると横隔膜動きが悪くなり呼吸が浅くなってしまいます。
こうなってしまうと横隔膜やお腹周りの筋肉が硬くなり、他の肩や首の筋肉で呼吸をしなくてはいけなくなるので肩が凝りやすくなります。
呼吸が浅くなると肺での酸素の交換がうまくいかず細胞に酸素が行き届かなくなり、身体が疲れやすくなったり痛みや痺れが出ることもあります。
それに加えて横隔膜が上下に動くことで内臓全体もゆったりと揺り動かされるので深い呼吸をすると内臓全体のマッサージになります。
横隔膜で内臓がマッサージされることでお腹周りの血流が良くなり冷えや便秘を防いでいます。
なのでみぞおちに指を当ててみて下さい、普通に呼吸しているだけでみぞおちが柔ければ問題ないのですがこの時点でみぞおちがガチガチで指が入らない方はうまく呼吸できていない可能性が高いです。
試しに深呼吸をしてみて下さい、息の吐き始めの柔らかい感触が吐き続けてる間も続いてみぞおちが柔らかいままなら横隔膜とお腹の筋肉が連動している証です。
反対に息を吐いている途中でみぞおちが固くなった人や初めからみぞおちが固い方は横隔膜がうまく動いていません。
そういった方は仰向けになって足を椅子などに乗せ股関節が90度になる様にして、お尻の下にクッションを入れて背中が反らない様にします。
こうすると内臓の重さが自然と横隔膜にかかり横隔膜の動きが出やすくなります。
この状態で普通に呼吸をしているだけでも横隔膜は動きやすくなっていますが、この状態でみぞおちに指を当てながら深呼吸をして下さい。
深呼吸をする際は軽く指でみぞおちを押しながら深呼吸しましょう。
しばらく行うとみぞおちが柔らかくなり横隔膜の動きも出てくるので深い呼吸になります、呼吸が浅い方や肩こりがある方は試してみてください！
