ビタミンA
以前ビタミンCについて書いたので今回はビタミンAについてです。
ビタミンは食物中に微量に存在する有機物でエネルギー源にはなりませんが、健康の維持や細胞の代謝に必要なものです。
ビタミンAはレチノール、レチナール、レチノイン酸の総称で脂溶性ビタミンです、また人参などに含まれるβカロチンも体内でビタミンAになります。
特徴としては視覚機能や皮膚・粘膜の形成、発育に関わりレバーやうなぎ、人参に多く含まれています。
ビタミンAが不足すると肌が乾燥してカサカサするなどの皮膚・粘膜に障害が出てきたり、薄暗い所で物が見えにくくなる夜盲症などの症状がでます。
ただビタミンAは脂溶性ビタミンなので身体に溜まりやすいため過剰に取りすぎると肝臓の障害や妊婦さんでは胎児の奇形や流産が起こる可能性があります。
妊婦さんはサプリメントなどでビタミンAを摂取するのは控えた方がいいと思います、バランスの良い食事をしていれば問題ありません。
これから夏にかけて紫外線が強くなるので肌が紫外線でダメージを受けて酸化するので、抗酸化作用のあるビタミンEやビタミンCと一緒にビタミンAを多く含むレバー、うなぎ、人参などを摂るのがいいでしょう。
ビタミンA・C・Eは抗酸化作用がある代表的なビタミンです。
なのでビタミンAを含む人参のサラダにビタミンEを含んでいるアーモンドなどのナッツ類やアボカドを添え、ビタミンCを含むレモンを搾ったサラダなどがおススメです。