白湯
水を沸騰させたものが白湯で、それを冷ましたものを湯冷ましと言うそうです。
白湯の起源はアーユルヴェーダにあり身体も自然と同じ様に「火」「水」「風」の要素で成り立っています、「水」を「火」にかけて沸かすと気泡ができて中に「風」が入るので全要素を満たすので白湯を飲む事で身体のバランスを整える事ができます。
白湯を飲む事で胃腸が温められ内臓の働きが活発になり基礎代謝を向上させます。
内臓が温まる事で冷えが改善されて胃腸の機能を回復させて腸内を整える働きも白湯にはあります。
なので腸の働きが良くなると便秘改善になり老廃物が出やすくなるのでデトックスにもなります。
また基礎代謝も上がるので血液やリンパの流れが良くなり体内の余分な水分を尿として排出できるのでむくみ防止につながります。
基礎代謝は内臓や筋肉を動かす為に消費されるカロリーの事で、筋肉量や血流の良さで変化するので女性より男性の方が高いです。
基礎代謝が上がると激しい運動をしなくても余分な脂肪やカロリーが燃焼されるのでダイエットに繋がります。
特に朝は胃腸が冷えているので白湯を飲む事で内臓が温まると消化力も高まります。
ですが一度に大量に白湯を飲むと胃液が薄まってしまい消化を妨げる事になるので注意が必要です。
消化を妨げるだけでなく腸でうまく吸収されず、胃腸の中で水が溜まり逆に身体を冷やしてしまう事になるので少しずつ回数を分けて飲むようにしてください。
白湯を飲む際は一口ずつ時間をかけて飲み、食事をする30分前までに飲むと胃腸が活発に動きます。
白湯の作り方は簡単です、やかんや鍋に水を入れて蓋をします。
水が沸騰したら蓋を取り、10〜15分ほど沸かして火を止めます。
白湯の適正温度は50度程度なのでそこまで冷まして飲みましょう、熱々の状態で飲むと火傷したり上手く吸収されないので気をつけて下さい。
普段からコーヒーやジュースなどを飲んでいて水を飲む習慣がない人は身体が脱水症状の様な状態になっていて水分不足が原因で様々な不調を引き起こしている場合があります。
なのでそう言った方は積極的に白湯やお水を飲むようにしましょう!