お腹が鳴る
お腹が鳴ると空腹のサインなのはご存知だと思いますが、お腹がグーっとなった時に胃の中では胃に残った食物残渣や古い粘膜を削ぎ落とし胃腸の中を綺麗にしています。
なので空腹を感じてお腹が鳴る前にすぐに胃に物を入れてしまうと常に胃に物が入っている為に胃の中の食物残渣や古い粘膜が削ぎ落とされずそのままになってしまいます。
そうなると胃が正常に働かなくなって消化が進まず胃もたれや胸焼けに繋がります。
空腹感とお腹がグーっとなるのがリンクしているのが健康の証ですね、特に胃の中が空っぽの状態だと睡眠中でもしっかりと蠕動運動を起こします。
睡眠中に胃がしっかり収縮する事で胃の中を掃除して朝それを便としてだせていれば胃腸は快調です。
ですが寝る前に何かを食べてしまうと睡眠中に活発になるはずの胃の動きが制限されてしまいます、睡眠中は消化作用が日中と比べると低下しているので胃が空になりません。
すると朝から胃がもたれたり胃腸自体の動きも悪くなるので便秘になり、睡眠も浅く疲れがなかなか取れなくなります。
ただ胃腸が弱くなっているとやたらと食欲が湧いて食事した後でもすぐにお腹が空いてしまう偽の食欲が出る事があるので、そういった方はコップ一杯のお水を飲んで本当に空腹が出ているのか確認してから食べましょう。
良い睡眠を取るには胃を空にして寝る事が重要なので、眠りにつく3時間から5時間前くらいまでには食事を済ませる様にしましょう!